寄生虫
ノミやシラミは外部寄生虫。では内部寄生虫とはなにがあるのでしょう。皆様も昔、検便などで体内に寄生虫がいないかどうか、調べられたことはないでしょうか。その際にチラッと聞いた方もいらっしゃるかもしれません。人間に寄生する内部寄生虫で有名なのは、サナダムシ・回虫(カイチュウ)・蟯虫(ギョウチュウ)などです。これが体内にいると判明すれば、即刻の処理がなされたはずです。
サナダムシに関しては、アレルギー物質など有害な成分の分泌を抑えるという、人体にとって有用な性質も持っています。しかしそうはいっても、サナダムシは人間にとって大きすぎるもので、もたらす恩恵よりも寄生による副作用のほうが大きいものです。そのため身体に有用な性質を持っているとはいっても、結局は虫下しなどで体の外へ追い出すことになるでしょう。
どんな寄生虫であれ、身体にとっては異物でしかありません。彼らは体内において一箇所でジッとしているとは限らず、体内を勝手に移動しようとすることもあるのです。すると内臓などは圧迫され、それによって体調不良が発生するなどしますし、最悪の場合は内臓を破壊されてしまうこともあるのです。そのため、寄生虫が体内にいることが判明すれば、虫下しなどを使って体外に追い出すのが基本となるのです。
寄生虫はたとえ有用な性質を持っていても、体内の環境に余計な刺激を与えないため、やはり虫下しを使って追い出すことになるでしょう。現在のところ、それが一番の方法です。